「アルベルティーナ」。

1pm 照明家のKrishaとCafe Schwarzenbergで昼食。雨が降り出す。新しい美術館「ARBERTINA」へ行く。オペラ座の裏、馬車乗り場の前、2頭の馬面を見ながら直接エスカレータで建物を潜るように昇ると入口だ。展。ゴヤに始まりピカソを抜けてフランシス・ベーコンのPope一点でトリ。懐かしい近代絵画の名前たち。展示は中規模で見やすい。大作はあえて除いたかタブロー中心にデッサンやエッチングが多く、流れが追いやすく、良く纏まっているようにみえた。(踊り子のタブローが多かったように思えた、のは同時開催の写真展にも沢山のTanzerin/Tanzerが撮られていたからか。<ダンスと近代>。)そのなかでロダンの「手」、ピカソジャコメッティの彫刻とデッサンがアフリカの彫刻・面を挟んで展示されて<プリミティヴ・アート>の影響の侵入があえて強調されていた。ヨーロッパにいればアフリカは近い、というより侵攻し、いまや侵入されている。歴史的な混成は急テンポだ。私も今年の<インパルス・タンツ>でアフリカのダンサーたちと沢山交流した。パフォーマンスのベストもブルキナ・ファソの<Serge-Aime Coulibaly & Faso-Dance-Theatre/ そして明日・・・>であった。