12/16 thu. 9時起床。部屋寒し。外へは出ないでコーヒーを立てる。新しいDynaBookで電話線の接続を試してみるがやはり完全に切れている。今日は夕食がダンサーたちとの初顔合わせ。風呂をとる。熱湯は一風呂分しか出ない。風呂がいつでもゆっくり浴びられて、メールの接続がOKなら、私はOKなのだが・・・

稽古場(カルロっタ池田のスタジオ)へトラムとバスを乗り継ぐ。
夕食の支度が出来ている。6人のダンサーたちと初顔合わせ。フランス人のヴァレリーギリシャ人のオリアは『春の祭典』で踊っているから旧知の仲。新しい人は台湾のペイ・ジェン(ロンドン在)、日本人の由美乃(ロンドン在)の二人も私のWSを受けているので、これも旧知の仲。イスラエル人のエステル(デンマーク在)、ドイツ人のナディーヌ(ベルリン在)の二人が初対面だ。皆の国籍が違う。実際食事をしながら観察すれば、なるほど国籍の違いを感じさせる顔立ちをしている。分からないのはアジアの二人だ。由美乃が台湾でもペイ・ジェンが日本でも通る・・・違うのは彼らの喋るコトバ。ヴァレリーは自分の顔はフランス人の典型と言う、まあ確かにドイツ人には見えないのだけれど、ヨーロッパ人の混成と移動も激しいからどんな国籍を言われても不思議はない。彼女が日本人の彼氏と結ばれるのも冗談とも思われない。混血混成大賛成。言語や境界は流動する嵐や波乱なのだ。