Hamed Taheri / 「Radio Hour1950」の10枚組。

リハーサル最終日。2時すぎ演出のセルヒオが私の後半の出番の準備をするよう私に指示したが、フリオが突然稽古終了を宣言する。では、皆と「マドリッドで」。ノイズ・メーカーのヨレンツの荷物がいっぱい・・・で、私の買ったばかりのダンロップのバッグを気前よくあげてしまう。帰ホテル、冷蔵庫の冷えたビールを呑む。Hamed Taheriに電話、30分後にKaufhofの前で会うことにする。U6でHauptbahnhofへ、駅のエスカレーターでいっしょになり再会を喜び合う。モダンミュージアム前のカフェに座っていろいろ話す。畠さん、内野さんを含め、いつかいっしょに仕事が出来るかな?・・・したいと思う。
ホテルに戻る。買いすぎたCDを石川君に少し持って帰ってもらうことに・・・「少し重いんですが」と言ったけれど断れないと決めて嬉しそうに引き受けてくれる。マハヴィシュヌ・オーケストラ、E・ドルフィー、ジミヘン2枚組、Oldiesの8枚組など、フリートウッドマックも選んでくれる。「Radio Hour1950」の10枚組、「DIVA」の3枚組は手元に残る。この「Radio Hour1950」はなぜ1950年1年のみに拘って10枚組(250曲)を出したのかが聴いているとわかって来る。いろいろな聴き方が出来る多数的で危機的な年なのだ。大衆音楽にとってのだけではなく。私は大衆音楽が好き。それが流行語であり隠語であり、時代を映す鏡だから。It’s just before the Rock&Roll rising with Elvis, Little Richard & J.L. Lewis, just also the time of Boogie Woogie rising。発売は、Weston-Wesgram B.V. / p2006 Germany。(大衆音楽について細川周平ならもっと上手に言うであろう)。少し休んで、荷造り、それからメールを書く。